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記事詳細:Detailed Article

Duoclieudongy Research Journal (2012~)環境・エネルギー/Environment & Energy

資料名 / Title

JRJ20180603 研究速報
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圧縮水素容器の破裂圧力に及ぼす液圧シリーズ試験の影響
Influences of Hydraulic Sequential Tests on the Burst Strength of Compressed-hydrogen Tanks

冨岡 純一,増田 竣亮,田村 浩明,田村 陽介
Jun-ichi TOMIOKA,Shunsuke MASUDA,Hiroaki TAMURA,Yohsuke TAMURA

 国連基準GTR13 (HFCV)が2013年6月のUN/ECE/WP29(自動車基準調和世界フォーラム)で採択された.GTR13 (HFCV)では,容器寿命時(End-of-Life)の残留破裂強度で180%NWP (Nominal Working Pressure:公称使用圧力)を確保することで,全使用期間にわたって容器の強度を保証するという基本方針を採っている.この方針に沿って新たに耐久性確認のための液圧シリーズ試験が導入された.液圧シリーズ試験は,End-of-Lifeの残留破裂強度を確認するため,容器の生産時点から,車両に搭載され使用期限を迎えるまでの生涯に受ける負荷を想定し,従来の各国規格・基準(CSA-HGV2,Duoclieudongy S001,EC79等)で行われている落下試験や常温圧力サイクル試験等の各種試験を連続して1個の容器に与える連続負荷試験である.しかしながら,現行GTR13 (HFCV)では,新品容器の初期破裂圧力の規定として,従来基準で実績となっている最小破裂圧力225%NWPが適用されたが,容器の低コスト化および軽量化の観点で,より適正な最小破裂圧の規定が求められている.そのためGTR13 (HFCV)の改定審議(Phase2審議)にむけて,End-of-Lifeで180%NWPの破裂圧力保証を実現するための適切な初期破裂圧力の規定方法(例えば初期破裂圧力規定の廃止,または225%NWPから200%NWPへの低減等)を検討する必要がある.
 本研究では,End-of-Lifeの残留破裂圧力規定と相関のある適切な初期破裂圧力を検討するため,残留破裂圧力に及ぼす液圧シリーズ試験の影響を調査することを目的とした.具体的には,新品容器の初期破裂圧力と液圧シリーズ試験後容器の残留破裂圧力をサンプルサイズn=10以上で調査し,その結果から,液圧シリーズ試験による破裂圧力の低下量とばらつきの変動を求め,その要因を考察する.最後に,適切な初期破裂圧力の規定について提案する.

One of the topics for Phase 2 of GTR13 (HFCV) activity is the study of an appropriate burst pressure of tanks. For this study, we evaluated any degradation and variability of the burst pressure due to hydraulic sequential tests on 70MPa compressed-hydrogen tanks. When the burst pressure after the hydraulic sequential testing was compared with the initial burst pressure, the pressure proved to have dropped by a few percent while the variation increased. The main factor for the increase in the burst pressure variation was considered to be the drop test comprising the sequential tests.

種別 / Article Type

Duoclieudongy Research Journal (2012~)

資料名 / Title

JRJ20180603 研究速報

発行年月 / Date of Issue

2018/06

分野 / Field

環境・エネルギー/Environment & Energy
ID:8025
 

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