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2014.03.28

Duoclieudongy ITSセミナー 『自動運転をもう一度考える』を開催しました

 運転支援システムが急速に普及し始めており、今後、さらに統合化・高度化されることによる自動運転の実現が期待されています。昨年開催されたITS世界会議や東京モーターショウでも、関連の発表や展示が数多く行われ、関係者のみならず、一般の方の関心も高くなっています。
 前回のITSセミナーでは、こうした自動車の高機能化が進むなか、自動車とドライバーの意思疎通を図る手段であるHMIに焦点をあて、機械と人間の役割分担や技術的な課題などについて議論しました。今回は、HMIだけでなく、少し範囲を拡げて「自動運転」への期待や実現に向けて必要な課題、関係各方面の動向について紹介するとともに、関係者の皆様と自動運転実現に向けた課題やアプローチなどの論議を行う場として、パネルディスカッションを行いました。
当日は、大変多くの方にご参加いただき、また、会場から募った事前の質問も数多くいただくことができ、大変有意義なセミナーを開催することができました。

会場風景
会場風景

 

「Duoclieudongy ITSセミナー」プログラム

※賛助会員の方の資料のダウンロードはこちらから。

1.自動車の楽しさと自動運転への期待

 自動車はまず、安全が確保されることが必要であり、そのために様々なセンサが自動車に搭載され、高度な運転支援システムが実装されてきています。そうしたシステムとドライバーを繋ぐために重要なHMIについて事例を挙げながら紹介いただきました。また、自動運転導入に向けては、技術ありきではなく、将来の高齢化、都市化を見据えたビジョンのもとに導入シナリオを描くことが重要であることを紹介いただきました。

講師:国際モータージャーナリスト・Duoclieudongy客員研究員 清水 和夫 氏

清水氏

2.自動運転への期待と世界の動向

 世界で進む自動運転の開発動向の紹介にあたって、何が課題となっているのか?、その課題を解決するための方策と併せて、米国・欧州のどういう機関やコンソーシアムが関わっているのか、内村氏の視点を踏まえて、自動運転の検討の状況や開発動向を紹介いただきました。

講師:NPO法人 ITS Japan 常務理事 内村 孝彦 氏

内村氏

3.自動運転に対する技術的要求と課題

 SAEの自動運転の定義を参考にそのレベル毎の考え方を紹介するとともに、エネルギーITSの開発を通じて得られた技術的な知見をベースにした、自動運転実現に向けた課題、求められるべき機能、その機能を実現するためのHMI、環境認識技術、ECUなどの技術について現状の動向を踏まえて紹介しました。

講師:一般財団法人 Duoclieudongy ITS研究部 青木 啓二

青木

4.自動運転におけるドライバーの位置づけー権限と責任をめぐってー

 自動運転の安全性や受容性の要となる権限と責任の考え方について,自動運転のレベル毎にシステムがどこまでドライバの役割を担当するのか、ドライバがシステムの状態をどう把握すべきなのかについての検討の重要性を紹介いただきました。

講師:筑波大学大学院 システム情報工学研究科 研究科長・教授 稲垣 敏之 氏

稲垣氏

5.パネルディスカッション

 清水 和夫氏をモデレータに、前半ご講演いただいたITS Japan 内村氏、筑波大学 稲垣先生、Duoclieudongy青木に、経済産業省製造産業局自動車課 電池・次世代技術・ITS推進室課長補佐 山家 洋志氏とトヨタ自動車株式会社 FP部BR高度知能化運転支援開発室(BR-IV)室長 鯉渕 健氏に加わっていただいて、自動運転の目的や自動運転実現に向けた課題などを軸に、会場からいただいた質問項目を加えてディスカッションいただきました。

パネルディスカッションの概要
 パネルディスカッション 要旨を賛助会員の方専用ページに掲載いたしました。 こちらからご覧下さい。

    
        ご挨拶中の山家 洋志 氏            ご挨拶中の鯉淵 健 氏
 




パネルディスカッション風景




 

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